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2013年6月19日水曜日

マットレス「シモンズ」

シモンズ

会社名:    シモンズ株式会社
資本金:    259,150,000
営業内容:   ベッドの製造及び販売
        ベッド寝装品および輸入リビング家具販売
従業員:    343名(2013年6月)
海外関係会社: シモンズ香港、シモンズシンガポール、シモンズ台湾
        シモンズ上海、シモンズタイランド
公式サイト:  http://www.simmons.co.jp/




シモンズの歴史

シモンズはアメリカのミシガン湖のほとりにある町で1870年、創業者のザルモン・シモンズと9人の従業員とともに世界初のマットレスを開発しました。そして、1925年にシモンズはポケットコイルマットレスの商業化に成功し、ポケットコイルマットレスによってシモンズは世界で有名なベッドメーカーの1つになりました。さらに、大恐慌の時代には、多くの家族がマイホームや広い家に住むことが難しくなったため、狭い部屋を有効に使えるように昼間はソファ、そして夜にはベッドとして使えるソファベッドを1930年に発売しました。

日本のシモンズは元々はアメリカの米シモンズと東京ベッド製造の合弁会社として1964年に創業しました。そして、1987年にアメリカ、シモンズ社から独立をし、1996年に東証一部上場のプラスチック工業用ファスナーや精密生成品を中心に製造する大手部品メーカー株式会社ニフコの子会社となります。


シモンズの特徴

元々、アメリカシモンズ社が老舗のベッド製造企業で有名人の利用者が多かったこともあり、シモンズは現在でも高級、高品質路線のマットレス、ベッド、寝具メーカーとして知られています。高級、高品質を維持するために生産拠点はすべて日本国内にあり、またその高品質なベッドや寝具を作る能力からウェスティンホテルなどの高級ホテルのベッドのOEMも請け負っています。

世界トップクラスのシェアを獲得しているシモンズは、アメリカで6人に1人がシモンズを愛用しているという話もあります。


シモンズの愛用者

フォード社の創業者「ヘンリー・フォード」、発明家「トーマス・エジソン」などの有名人もシモンズのベッドを愛用していました。初期のスプリングベッドは手作りで高級品だったため、タイタニック号で採用されていました。


シモンズの販売

シモンズは日本全国に5カ所のギャラリーを置いていて、そちらでシモンズのマットレスやベッド、寝具などを体験することはできるが、あくまで体験だけでギャラリーでは販売していません。
他に大きな販売元としてはホテルがあり、ホテルは大量発注があり、個人より買い替えサイクルも多いためホテルの販売に重点を置いています。アジアでの高級ホテルの開業はシモンズにとってはビジネスチャンスです。


シモンズのマットレス

シモンズのマットレスの特徴は「ポケットコイルマットレス」です。シモンズのマットレスはマットレス内の一つ一つを袋状の特殊な不織布で包み独立した状態で並べたものです。ポケットコイルがそれぞれ独立しているため、身体を「点」で支えて耐圧を分散し、睡眠中のあらゆる動きに対応し、身体の軽い部分は浅く、重い部分は深く沈み自然な姿勢で寝ることができます。
ポケットコイルが独立しているため、ボーリングのピンを置いてボールを落としてもピンが倒れなかったり、横の人が寝返りをうっても隣の人に振動が伝わらず気がつかないという特徴があります。

シモンズのマットレスは詰め物に頼っていません。詰め物に頼るとどうしても詰め物がへたってきて早くいたんでしまいます。シモンズはコイルスプリング自体の硬さを生かしたマットレスを製造しています。シモンズはコイルの直系を小さくし、従来の64mmから59mmにすることで、マットレス内のコイル数を約20%増やし、身体を支える「点」で耐圧分散能力をアップしました。

また、ダブルクッションという2枚のマットレスを採用することによって、耐圧分散、弾力性、通気性、耐久性を上げています。これは、世界の一流ホテルのベッドで採用されているマットレスです。



2013年4月19日金曜日

マットレスの選び方〜その4 マットレスの種類

ボンネルコイルマットレス




 低価格、しっかりとした弾力性の一般的なスプリングマットレスです。コイルスプリングマットレスと違いバネが連結されているので、一カ所沈むと一緒に全体的に沈むタイプです。










 ポケットコイルが体を「点」で支えるのに対して、ボンネルコイルマットレスは「面」で支えるイメージです。ボンネルコイルマットレスは、基本的には固めのマットレスが多いです。安いビジネスホテルなどで採用しているのもこのボンネルコイルマットレスが多いです。


メリット

 安い割に耐久性があり、しっかりメンテナンスして使えば10年以上持ちます。畳や床で寝ていた方は寝心地が似ているため、ベッドを初めて買う方でもそんなに寝心地に違和感を感じることはないと思います。
 
 寝心地をより畳や床に近づけるにはマットレスの上に敷き布団を敷けば似たような寝心地になります。

 私は、畳で寝ていて初めてベッドにしたときにマットレスの上に敷き布団を敷いていましたが、柔らかすぎて途中でマットレスに敷きパッドだけ敷いてカバーをかけて寝ていました。
 
 この辺は好みだと思います。


デメリット

 一カ所の振動が全体に伝わるため、クイーンのベッドなどの大きなベッドで夫婦や子供と寝ているときは、後からベッドに入ると先に寝ている人に振動が伝わり起こしてしまったり、寝返りをうったときの振動が伝わってしまいやすいというのが難点です。

 また、体のいくつもの加重を面で受け止めるため頭、背中、腰に負担がかかり易いという面もあります。





ポケットコイルマットレス


 
 バネが独立していて、それぞれ袋に入っているものがたくさんマットレスの中に入っています。ボンネルコイルマットレスよりちょっと高級なランクのマットレスはだいたいポケットコイルマットレスです。










 ボンネルコイルマットレスが体を「面」で支えるのに対して、ポケットコイルマットレスは体を「点」で支えます。

 ボンネルコイルに比べてポケットコイルの方がバネの数が多いです。ボンネルコイルが約210本程度に対してポケットコイルは約500本以上のコイルで体を支えてくれます。

 ポケットコイルマットレスは「バネの数」「詰め物」「コイルの太さ」「コイルの長さ」「コイルの巻き数」など様々な要素によって寝心地が変わってきます。

 ネットで買おうと思っている人も出来れば一度最寄りの家具店に行ってポケットコイルマットレスの寝心地を確認してみると良いと思います。

 コイルの数はシングルのサイズでは450~650本くらいのコイルが使われていて、これらのコイルは1つ1つ丁寧に袋に入れられています。

中にはコイルの数が1000本を超えるマットレスもあるらしいです。コイルの数は多いほど、体と接する点が多くなり体にフィットした寝心地を体感できるようになります。


メリット

 独立したバネで体を支えるため頭、背中、腰の加重がかかるところだけ沈み込み、体型や姿勢に合わせてフィットし、自然な姿勢で寝られます。

 バネが一つ一つ独立したものになっているため、振動が伝わり難いようなつくりになっています。

 一つのマットレスで夫婦や子供と一緒に寝る方は寝る時間が違って後からベッドに入っても先に寝ている人を起こし難いのはポケットコイルマットレスの良いところです。

 他に、振動が伝わり難いので隣で寝ている人が寝返りをしても気にならないので、寝返りが気になる方はこちらが良いと思います。

 ポケットコイルマットレスの中にはマットレスの上で暴れてもマットレスの上においたグラスが倒れないようなものもあります。


デメリット

 ポケットコイルマットレスはボンネルコイルマットレスと比べて床や畳のように平面の寝心地とは違うため、初めてベッドを使う方は違和感があると思います。体に合えば良いですが、値段もボンネイルコイルマットレスに比べて高いです。

 ポケットコイルマットレスはマットレスの中に袋に入れたコイルが沢山詰まっているためボンネルコイルマットレスに比べて湿気が抜けにくいです。

鉄筋コンクリートのマンション、特に完成したばかりの鉄筋コンクリートは完成後2~3年はコンクリートが湿気を放出するので部屋に湿気とりを置いておきましょう。

 ポケットコイルマットレスは体に合った形でコイルが沈み込むため夏場は多少暑く感じるかもしれません。そのため、通気性を高めたSOLP3のようなポケットコイルマットレスも最近は出来てきています。

 ポケットコイルマットレスは一つのコイルで重たい箇所を支えることがあるため、ずっと使い続けていると同じ場所のコイルが弱くなりそこだけ沈み込む場合があり、そうすると腰に負担がかかってしまって腰痛の原因になります。

そうならないためには、コイルが痛んだら買い替えるかマットレスを裏返して使ったりしてローテーションをする等のメンテナンスに気をつけましょう。


 ポケットコイルマットレスは元々ベッドメーカーのシモンズが商業化の開発をしました。シモンズのホームページによると、

▼シモンズによるポケットコイルマットレスの歴史▼
 1870年創業のアメリカのベッドメーカー・シモンズ社は、マットレスの品質こそが眠りの質を決定づけると考え、伝統的な手法と最先端技術を融合させながら、研究を重ねてきた。 
 その情熱が実を結び、1925年にシモンズ社のトップエンジニアであるジョン・フランクリン・ゲイル氏はワイヤーを巻いて袋状の布へ個別に素早く封入するマシーンを設計し、ポケットコイルマットレスの商業化に成功した。
 1964年にシモンズ社が日本市場に進出し、その後、シモンズ社はもとより、日本初のベッド製造会社の日本ベッド社、全米ホテルのベッドシェアNo.1のサータ社とライセンス契約を結んでいるドリームベッド社などにより日本人の体型・体質にあったポケットコイルの研究がなされ、スプリングマットレスでのポケットコイルマットレスのゆるぎない地位が確立されてきた。 
 現在でも、コイルの線径、太さ、長さなどを変えることにより、色んなタイプのポケットコイルのマットレスが開発され続けている。





ノンコイル系マットレス
 低反発マットレスや高反発マットレスなどのマットレスです。

 こちらのマットレスは基本的にはそんなに厚みのないものが多いですが、素材や種類がたくさんあるマットレスです。


メリット

 コイル系のマットレスと比べてノンコイル系はたたんだりできるような形を自由に変えられるものが多いため、部屋が狭い方や毎日布団をしまう方には便利だと思います。

 ポケットコイルは点で体を支えてくれるイメージですが、低反発マットレスは「包み込む」ような感じで支えてくれます。

 中に金属部品が入っていなければハサミで解体することができるので、処分も楽です。


デメリット

 低反発マットレスは、最初の間隔はとても柔らかくて気持ちが良いですが、寝るときはまた別です。体を沈みこんで包むため、体とマットレスの密着度が高く通気性も悪く汗をかきやすいという面もあります。

 体に密着しすぎるマットレスだと寝返りがうちづらく体の凝りが悪化する場合もあるそうで、最近は低反発より高反発を薦める人も多いです。

 コイル系のマットレスと違って痛み易いので買い替えサイクルが早くなります。