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2013年4月19日金曜日

マットレスの選び方〜その12 ネットで注文する際の注意点

 マットレスをネットで買う場合には注意点がいくつかあります。マットレスは高い買い物ですし、気に入らないと思っても簡単に買い替えは出来ませんから、しっかり確認してから買わないと失敗をしてしまいます。

 後悔しないように注意してください。 


 ▼サイズの再確認 

 ベッドとマットレスを一緒に買う場合は大丈夫ですが、マットレスだけ別で選ぶ場合はサイズに注意しましょう。 

 まずは、ベッドフレームとセットになっているマットレスのサイズを確認して、そのサイズと同じサイズのものを探せば大丈夫です。

 ベッドフレームがきっちり作られている場合、シングルベッドのサイズでも幅が97cmと100cmのマットレスがあったりするので、ほんの少しのサイズの違いでもベッドにうまく収まらない可能性があります。 

  サイズ確認はもう一度忘れずに行いましょう。 


 ▼搬入経路の確認 

 実際に店頭で商品を見れば大きさに気がつきますが、ネットだと一度も商品を見ないで買うのでどれくらいの大きさなのかイメージがわかないときがあり、思ったものより大きいものを注文して部屋にはいらないなんてこともあります。 
 注文する前にかならず搬入経路の確認をしましょう。 


 ▼配送料の確認 

 ネット通販で、しかもマットレスって安くても1万円くらいするものなので、配送料が無料になると勝手に思ってしまいますが、配送料は店によってバラバラです。 無料のところもあれば有料のところもあります。

 いろいろ探して気に入ったマットレスが楽天の店であり、更に「レビューを書けば送料無料」とあったので注文したら、後日メールがきて無料どころかメーカー直送の商品になるので、送料は一点につき5,000円でしたという謝罪メールがきてキャンセルしたこともありました。 

 楽天の商品の場合、「送料込み」「送料は別表」「レビューを書けば送料無料」とか店ごとにかなり対応が違い、サイトのデザイン的にも見にくい場合があるので、注意して分からないことがあれば店に直接質問してみましょう。 


 ▼ネットの評価はあくまで個人の評価 

 マットレスは本当に一人一人感じ方が違います。硬いものが好みの人もいれば、柔らかいものが好みの人もいます。万人が納得できるマットレスってなかなかないと思うので、レビューだけを頼りにマットレスを買うのは怖いと思います。 

 もし、レビューを頼りにするならなるべく自分と同じような状況の人のレビュー、例えば「今まで硬いボンネルコイルマットレスで寝ていて背中と腰が痛かったのですが、こちらのポケットコイルマットレスに変えたら治りました。」などなるべく具体的に書かれていて、自分と同じような状況の人のレビューを参考にするようにしましょう。 

 「このマットレスに変えて腰痛が治りました!」だけだと、どのような状況で困っていて、今までどんなものを使っていたのかが分からないのでレビューとしてはあまり参考にならないと思います。 


 ▼配送日はいつになるか確認

 ネットの商品ってすぐ来るってイメージないですか? 

 私は、そんなイメージがあったので在庫があれば3日以内に届くという甘い考えでした。しかし、大型商品は保管場所に困るのかなんなのかわかりませんが結構時間がかかる場合があります。 

 以前、カタログ系通販で注文したことがありましたが、カタログ系通販でのマットレスは注文後1週間ほどで発送作業に入るため到着するには10日くらいはみておかないといけません。 

 楽天やアマゾンもそれぞれ個別の店が発送している場合が多いので、発送はいつになるか確認しないとマットレスなどの大型商品は以外に遅い気がします。

アマゾンはすべての商品が一律同じ方法で配送に関して調べることが出来るので楽ですが、楽天は店ごとに違っていたりするので調べるのが面倒でした。 

じっくり買い物するタイプで、遅くても気に入ったものを待つタイプの人なら良いですが、引越ししてもマットレスが来ないから床で寝る状況にがまんが出来ない人は配送日の確認は必ずしましょう。 

 ちなみに3月、4月は全体的に引っ越しシーズンとそのあとで、家具がなくなるので部屋が決まったら早めに注文して確保した方が良いです。 


 ▼キャンセルが出来るかどうか 

 基本的にマットレスは大型商品で、送る方も送料無料なら送料が結構かかりますし、送料無料ではない場合にキャンセルすれば送料が自己負担になったりするので、注意が必要です。
  

マットレスの選び方〜その11 マットレスのメンテナンス

 マットレスって丁寧に気をつけて使えば長く使えます。以前使っていたマットレスも15年以上使ってましたが全くへたりがなく使えました。

 最終的には引越しを機に新しい物に買い替えたので欲しい人にあげてしまいましたが、まだまだ十分に使えるマットレスでした。 

 では、マットレスを長く使うためにはどのようにメンテナンスしたら良いでしょうか。


 1、マットレスのローテーション 

マットレスの中に入っているのはバネなので、いつも同じところばかりに重さがかかっているとその部分のバネがだんだんと弱くなってきてしまいます。

 そのため、たまにはマットレスを裏返したり、頭と足をひっくり返して加重がかかる場所を変えることが大切です。 

 寝ているときに加重がかかる場所は、「頭」「胸」「腰」になりますが、毎日毎日マットレスの同じ場所に加重がかかるのを防ぐためにマットレスのローテーションは必要です。

 ローテーションは裏表、前後と4タイプできるので定期的にローテーションをしていけばマットレスがかなり長持ちします。 

 引越しが多い人は自然とマットレスがローテーションされているので長持ちしていると思います。

 ホテルなどではマットレスは大切な備品なので、シーズンごとや半年ごとにローテーションをしているそうです。マットレスにラベルが張ってあって「この季節はこの面を頭の方にする」というような指示で定期的にローテーションしてます。 

 安いマットレスはともかく、高いマットレスを買った場合は長持ちさせるためにローテーションをオススメします。

 また、自分の体にあったマットレスってなかなか探すのが大変なので、安くても高くても自分が気に入ったマットレスは長持ちさせるためにローテーションしましょう。 

 面倒な方は部屋の模様替えをするときについでにマットレスのローテーションをしてしまいましょう。 

 ただし、マットレスの中には上下が決まっているものもあります。その場合は上下を入れ替えてしまうと寝心地が悪くなったり、型くずれしやすくなったりすることもあるので注意しましょう。



 2、マットレスの湿気対策 

マットレスの天敵の一つが湿気です。湿気対策はいくつかありますが、一番最初は「ベッドフレームの選び方」で湿気対策が出来ます。



この様にベッドの床の部分がすのこになっていることによって風通しが良くなって湿気対策になります。

 普通の床タイプだと湿気が逃げないので、マットレスに湿気が残ってしまうことになります。 ただし、ベッドの下を収納として使っている場合で、荷物をぎっしり詰めている場合は風通しが良くないのですのこベッドの効果が落ちてしまいます。

  荷物は出来ればベッドの下に置かない方がよいですし、もし置いても風が抜けるように考えて隙間を作りましょう。 

 出来ればたまにはマットレスを干したりするのが良いですが、マットレスって重たくて大きいので、干すって簡単に行っても運ぶのが大変だし、干す場所もなかなかないと思います。

そんなときはマットレスのカバーを全部外してベッドにヘッドボード(頭の位置にある板)やヘッドボードがない場合はマットレスを片方持ち上げて下に何かつっかえるものを敷いてマットレスを浮かせて、その部屋の風通しを良くしてあげましょう。 

 最近ではコイルが中に入ったマットレスでも半分や3つに分割できるマットレスがあり、これなら干すのに、移動するのに楽です。


 ベッドは大体壁にくっつけておかれていると思います。そんな環境だとマットレスは常に壁やベッドの床に囲まれていて湿気が溜まり易くなるのでたまには湿気を逃がしてあげましょう。


 3、マットレスのカバー 

マットレスの表面をきれいに保つにはカバーがオススメです。マットレスのカバーを買えるだけで部屋の雰囲気も変わり、気分も変わるものです。 

 しかし、カバー選びでは「サイズ」をちゃんと測るようにしましょう。 まず、気をつけないといけないのがベッドのサイズとマットレスのサイズを混同しないということです。

 ベッドのサイズよりマットレスが大きい場合はないと思いますが、ベッドのサイズより一回り小さなマットレスを使うベッドもあります。 さらに、シングルサイズと言っても最近は、「スモールシングル」とか「セミシングル」さらに「シングル」でもマットレスの幅が97cmや100cmと「シングル」と言ってもサイズは微妙に違ってきます。 更に、長さも195cm、197cm、200cmなど、更に高さは5cmくらいから18cmなどいろんなサイズがあります。

  せっかくカバーを買っても微妙にサイズが違うとかっこ悪いです。 マットレスのサイズを測ってからカバーを買うか、注文したマットレスのサイズをちゃんと確認してからカバーを発注しましょう。 

 もし、ベッドパッドや敷き布団をマットレスの上に敷く可能性がある場合は少し高さに余裕をもったカバーにしましょう。


 4、マットレスのベッドパッド(敷きパッド) 

ホームセンターやニトリなどの家具屋に行くと最近、「ベッドパッド(敷きパッドと呼ぶこともある)」が売っています。

 ベッドパッドは様々な効果があって、防虫、脱臭、速乾などいろんな効果のあるものが選べるようになってます。 

 マットレスにカバーをかけて使うのも良いですが、ベッドパッドを使うとマットレスが長持ちするようになります。

 ベッドパッドはマットレスを湿気やダニなどの虫から守ってくれ、最近のベッドパッドはマットレスにゴムで引っ掛けるだけなので取り外しが簡単で、洗濯機で丸ごと洗えます。 

 夏に寝汗が気になる方にはタオル地の物もあり、そういったバッドパッドを使うことでマットレスに直接湿気がいくことを防ぎ、ベッドパッドをたまに洗うことで清潔さを保つことができます。 

 私はシングルマットレスを二つくっつけてつかっていて、1枚のベッドパッドにしてマットレスのつなぎ目をなくしているので幅が2mのものが欲しかったのでアマゾンで買いました。

マットレスの選び方〜その8 シングル2つかクイーンサイズか


 結婚してベッドを買う際に「シングルを2つ買うか」「クイーンを1つ買うか」と悩む人は多いと思います。

 「シングルを2つでも良いけどベッドはくっつけた方が夫婦の絆が深まると聞くし、、、」とか「シングル2つだと間に溝が出来る」とかの心配も聞きます。


キングサイズは入らない部屋もある
 じゃあクイーンやキングサイズのマットレスを買えば良いんじゃないかと思う人もいますが、ベッドフレームは分解できる場合があるので別として、クイーンやキングサイズのマットレスだと部屋に入らない場合があります

 さらに、今後さらに引越しする可能性がある人はマットレスが入るような部屋を選ぶか、部屋に合わせてベッドとマットレスを捨てないといけないかもしれません。

 キング、クイーンサイズのマットレスって部屋の角を曲がったり、階段を下りたりするときに結構大変です。
 将来転勤などで引越しが多いと考えられる人には絶対勧められません

 私は、マットレスの大きさに左右されるのが嫌だったのでシングルベッドを2つにしました。


シングル2つは意外と快適
 最初は、シングルとスモール(セミシングルともいう、シングルが幅約100cmなのに対して85cmくらいの少し小さめのベッド)のベッドとマットレスを買ってくっつけようと思っていたのですが、寝室が以外と広かったのでシングル2つにしました。

 クイーンサイズはだいたい幅160cmくらい、キングサイズが幅180cmくらいなのでシングルを2つくっつけるとワイドキングサイズというサイズくらいの100cmと100cmで幅200cmになりとても広くなります。

 シングルが2つなのでマットレスのメンテナンスであるローテーションもし易いですし、くっつけたくなくなればシングル2つなので離して寝ることもできます。

 また、かなり広いサイズなので子供が出来て一緒に寝ることも可能です。

 将来引越しがあってもシングル2つならどうにかなるでしょう。

 そんな理由でシングル2つにしました。

 マットレスをくっつける方法については後述します。

マットレスの選び方〜その9 敷きパッドとボックスシーツ

 シングル2つをくっつけて使うために、2つを1つで包めるマットレスカバーと敷きパッドを探していましたが、なかなかないです。

 そして、あったとしても結構高い。

 いろいろ探して敷きパッドは楽天で購入しました。

 アマゾンでも検索すると結構出てきます。


 楽天で5,000円くらいで購入しましたが、アマゾンで3,000円くらいで見つけました。

 敷きパッドは汗を吸収したり洗ったりと痛む要素がたくさんあるので、出来るだけ安いものを探していたのですが、3,000円くらいなら良いですね。

 ボックスシーツもアマゾンで良いものが見つかりました。



 今はアマゾンや楽天で検索すればなんでも見つかりますね。
 

マットレスの選び方〜その7 マットレスのサイズ


マットレスのサイズは苦労しました。

マットレスをベッドと一緒に買わず、自分なりにシングルマットレスを二つくっつけようと思っていました。

 しかし、いざベッドを買った後にシングルのマットレスを2つくっつけてベッドをきれいに見せるにどうしても幅100cmのシングルマットレスが欲しかったのですが、なかなかありませんでした。

そこでベッドって以外にいろんな種類があるんだなと気がつきました。

いろいろとネットで検索していて分かったマットレスの基本サイズです。


マットレスの幅
・セミシングル(スモールシングル)・・・幅85cm
 子供や小柄な人、寝相が良い人にオススメのサイズ。
 部屋が狭いときも良いです。

・シングル・・・・・・・・・・・・・・・幅97cm、100cm
 一般的な一人寝用のサイズです。寝返りをうっても大丈夫なサイズです。
 100cmとありますが、実際に注文したら97cmが届くということもあります。

・セミダブル・・・・・・・・・・・・・・幅120cm
 一人でちょっとゆったり寝たい人や、体格の大きい人、
 寝相に自信がない人にオススメです。

・ダブル・・・・・・・・・・・・・・・・幅140cm
 一般的な二人で寝る時のサイズです。でもちょっと狭いかも。
 一人だとかなり贅沢に使えます。

・ワイドダブル・・・・・・・・・・・・・幅152cm
 二人でちょっとゆったり寝たい人用のサイズです。

・クイーン・・・・・・・・・・・・・・・幅160cm
 二人でゆったり寝られるサイズです。
 二人とも体格が大きいならこれくらいは必要かも。
 小さな子供なら一緒に寝られます。

・キング・・・・・・・・・・・・・・・・幅180cm
 ゆったりサイズです。
 子供と一緒に寝ることを想定するならこれくらいは必要かも。

・ワイドキング・・・・・・・・・・・・・幅200cm
 かなり広々で二人なら横が気にならずに寝られます。
 1つのマットレスで買うなら搬入に気をつけないと。 


幅はだいたいこんな感じです。

長さは基本的には195cmですが、背の高い人用に200cmや205cmのものもあります。

我が家はシングルタイプを2つくっつけています。一つが100cm×200cmの大きさなので、2つで200cm×200cmのワイドキングサイズとして使っています。

夫婦二人で使っているときには快適でしたが、子供が二人産まれて4人になるとさすがに狭く感じます。

マットレスの選び方〜その3 マットレスをベッドに敷くか床、畳に敷くか

 マットレスといってもまず最初に考えないといけないのが、「ベッド用」か「床、畳用」かというところで選ぶマットレスの基準が変わってきます。 

 まずは、「ベッド用」か「床、畳用」かというところを基準に選ぶマットレスの基準を考えて行きましょう。 


ベッド用のマットレスの場合
  ベッド用は基本的にマットレスを敷きっぱなしの状態が普通です。そのため日本のように湿気の多い国では湿気が溜まり易くなります。 

 バネの入ってないふかふかの薄いマットレスを選ぶ場合は、定期的に干したりする手間がかかることを覚えておきましょう。 

 バネが入っているマットレスの場合は、マットレスの側面に洋服のボタンのような「ベンチレーター」という空気の通り道があります。

 ベットに座ったり寝転んだりしてマットレスが沈むときにベンチレーターから自然に空気が対流してマットレスの内部を換気してくれるようになっています。

ベッドにずっと敷きっぱなしにしておきたいのであれば、ある程度厚さがあってバネの入っているベンチレーターのあるマットレスを選ぶと良いです。 

 布団を敷いて寝る場合と比べてベッドが良い点は、床から十分な高さがあるため空気中のほこりを睡眠中に吸い込むことが少ないということです。また、毎日たたんだりしなくて良いということや、寝たり起きたりするときのにベッドに座っての動作なので膝に負担がかかり難く、お年寄りにはベッドの方が楽だと思います。 

 良く、年寄りのために家に和室を作る人もいますが、実際にはベッドに寝た方が年を取ったときには楽なのです。 床、畳用マットレス 床や畳にマットレスを敷いて、その上に直接寝たり敷き布団を敷いて寝たりする場合のマットレスの選び方です。


床にマットレスを敷く場合
 床や畳に直接マットレスを敷く人は基本的に毎日布団をたたむ人だと思います。 マットレスを床や畳に直接敷くときは敷きっぱなしにするとマットレスの下に湿気がたまり、カビが発生し易くなるので辞めましょう。

 人間は寝ているときも結構汗をかくのでマットレスに湿気がたまり、湿気の逃げ場がなくなるので出来れば毎日、出来なければ定期的にマットレスを干すようにしましょう。

 結婚してベッドを買うと子供が出来たときに邪魔になるという理由で、処分が楽だからとスノコを購入している友達がいました。



 室内でもマットレスの換気が出来るため良いと言っていました。  

 床や畳に直接敷く場合にはマットレスを移動することが前提となるため、なるべく移動し易いタイプのマットレスをオススメします。

 最近ではバネの入っている厚手のマットレスでも分割できるタイプがあります。

 分割してもチャックでくっつけることが出来るので、寝ているときに離れてしまう心配はありません。 

 床、畳にマットレスを敷く場合は薄いものでも厚いものでも大丈夫だと思いますが、厚くすれば移動したり干したりするのが大変になりますが、ベッドのような寝心地で寝られます。

薄型のマットレスはベッドの様な寝心地ではないですが、移動が簡単で折りたたみが出来るので、押し入れに収納するのも楽です。

マットレスの選び方〜その6 マットレスの詰め物

 マットレスはコイルだけで出来ている訳ではありません。コイルが直接体に当たると寝心地が悪くなるため、コイルとマットレスの表面の間には詰め物が入っていて、この詰め物によって寝心地や価格が変わってきます。 

 よくマットレスが「へたる」という話を聞きますが、バネ自体がへたることもありますが、詰め物が多い場合は詰め物がへたってきてマットレスが「へたる」ことになるときがあります。

詰め物があまりに多いのはへたりやすくなる原因になりますし、詰め物が多すぎるとコイルの効果が薄れてしまうため、コイルの性能をごまかしている場合もあるので注意しましょう。

  コイルにこだわっていたり、コイルに自信があるメーカーは詰め物をあえて少なくしたりしますが、逆に安くするために詰め物を少なくする場合もあります。

  詰め物はいろいろありますが一例として下記のようなものがあります。

・ラテックスフォーム
・低反発ウレタンフォーム
・綿
・炭シート 


 です。それぞれの特徴としては以下の通りです。


 ▼ラテックスフォーム

   

 ラテックスフォームの原料はゴムの樹液(ラテックス)を高温の水蒸気で蒸して発砲させたものです。ラテックスの最大の特徴は発砲時に多数の気泡を作ることで柔らかさと高い反発力を両立させる ことです。 

 弾力性があるので耐圧分散に優れていて、ラテックスフォームだけのマットレスや、ラテックスフォームを使った枕もあります。

 天然ゴムだけで作られた商品なら、自然素材なので健康に気を使う人でも大丈夫です。 

 次世代の高級マットとして、環境先進地域のヨーロッパではすでに高い評価を得ています。

 耐圧分散力に優れた特有の弾力性が体を包み込み、寝る方の体型、体重に関わらず、体の荷重をほぼ均等に分散してくれ、寝姿の理想的なS字カーブを描いてくれます。


 ▼低反発ウレタンフォーム
   

 もともとはNASAの宇宙開発の為に開発された技術を応用して作られた素材で、荷重を分散させる性能が優れているため、圧迫感のない独特の感触があります。

  ゆっくり沈みゆっくり戻る素材の枕などはすでに沢山売られているので、見たことある人や実際に持っている人も多いと思います。 

 耐圧分散効果に優れているので医療用や介護杳としてよく使われています。 

 温度に反応する素材なので暑くなると柔らかくなり、寒いところでは硬くなります。


 ▼綿
   

 綿にはいろんな効果のあるものが採用されている場合が多く、「防菌」「防臭」「防ダニ」などの綿もあります。


 ▼炭シート

   

 炭を練り込んだシートです。炭の持つ特性を生かして防虫・防カビ・消臭・調湿・抗菌などの効果があります。

 
 
  マットレスの詰め物によってはいろんな効果がありますが、マットレス選びを詰め物に左右されなくても詰め物と同じ素材のものならあとからマットレス上に敷いて調節することも出来ます。

 詰め物でマットレスを決める必要はなく、あくまでマットレス選びのついでぐらいで良いでしょう。

マットレスの選び方〜その5 マットレスの硬さ

 マットレスを選ぶときに一番気にするのが「硬さ」だと思います。マットレスが硬すぎると体に部分的に圧がかかり、血行にもよくありません。また横向きに寝る方は方に負担がかかります。

 また柔らかすぎても腰や背中の姿勢が保てなくなり、ひどいときには腰や背中を痛めてしまうときがあります。

 私は、以前安い1万円くらいのニッセンで買ったマットレスを使っていました。最初は、マットレスの上に敷き布団を敷いて寝ていましたが、柔らかすぎることに違和感を覚え、敷き布団を外してマットレスに敷きパッドを敷いて寝るようにしたら楽になりました

 そして、そのあとポケットコイルマットレスで寝ていたのですが、そちらは柔らかくてなんとなく自分に合わない気がして結局安いボンネルコイルマットレスに戻しました。


個人によって好みの硬さは違う
 元々畳の上に布団を敷いて寝ていたので、硬い方が体に合っているのでしょう。

 しかし、これは人それぞれで固めが良いか柔らかめが良いかは実際に判断してみないとわかりません。


実店舗で硬さの好みを知る
 やはり実際に体験してみるのが一番だと思いますので、まずは近くの家具店で実際に寝てみましょう。

 そこで、確認するのは自分が気に入ったマットレスが「ボンネルコイルマットレス」か「ポケットコイルマットレス」か。

 そして、そのマットレスはそのお店のマットレスの中で硬さは5段階でどれくらいかということを確認しておきます。

 そうすれば、なんとなく自分にあった硬さのマットレスが選べるでしょう。気をつけてほしいのはあまり疲れた状態で行かないこと。

 いろんな買い物をして最後に家具屋にいってマットレスに寝てみると、ずっと歩いていて疲れているので柔らかいマットレスが気に入ると思います。

歩き疲れてマットレスに寝てみるとどのマットレスでも気持ちよく感じてしまうので、買い物のついでに見に行くのであれば一番最初に行きましょう。

 あとはネットで調べて自分の好みの硬さとコイルの種類のマットレスを選んで、料金を比較したりすれば良いです。

マットレスの選び方〜その4 マットレスの種類

ボンネルコイルマットレス




 低価格、しっかりとした弾力性の一般的なスプリングマットレスです。コイルスプリングマットレスと違いバネが連結されているので、一カ所沈むと一緒に全体的に沈むタイプです。










 ポケットコイルが体を「点」で支えるのに対して、ボンネルコイルマットレスは「面」で支えるイメージです。ボンネルコイルマットレスは、基本的には固めのマットレスが多いです。安いビジネスホテルなどで採用しているのもこのボンネルコイルマットレスが多いです。


メリット

 安い割に耐久性があり、しっかりメンテナンスして使えば10年以上持ちます。畳や床で寝ていた方は寝心地が似ているため、ベッドを初めて買う方でもそんなに寝心地に違和感を感じることはないと思います。
 
 寝心地をより畳や床に近づけるにはマットレスの上に敷き布団を敷けば似たような寝心地になります。

 私は、畳で寝ていて初めてベッドにしたときにマットレスの上に敷き布団を敷いていましたが、柔らかすぎて途中でマットレスに敷きパッドだけ敷いてカバーをかけて寝ていました。
 
 この辺は好みだと思います。


デメリット

 一カ所の振動が全体に伝わるため、クイーンのベッドなどの大きなベッドで夫婦や子供と寝ているときは、後からベッドに入ると先に寝ている人に振動が伝わり起こしてしまったり、寝返りをうったときの振動が伝わってしまいやすいというのが難点です。

 また、体のいくつもの加重を面で受け止めるため頭、背中、腰に負担がかかり易いという面もあります。





ポケットコイルマットレス


 
 バネが独立していて、それぞれ袋に入っているものがたくさんマットレスの中に入っています。ボンネルコイルマットレスよりちょっと高級なランクのマットレスはだいたいポケットコイルマットレスです。










 ボンネルコイルマットレスが体を「面」で支えるのに対して、ポケットコイルマットレスは体を「点」で支えます。

 ボンネルコイルに比べてポケットコイルの方がバネの数が多いです。ボンネルコイルが約210本程度に対してポケットコイルは約500本以上のコイルで体を支えてくれます。

 ポケットコイルマットレスは「バネの数」「詰め物」「コイルの太さ」「コイルの長さ」「コイルの巻き数」など様々な要素によって寝心地が変わってきます。

 ネットで買おうと思っている人も出来れば一度最寄りの家具店に行ってポケットコイルマットレスの寝心地を確認してみると良いと思います。

 コイルの数はシングルのサイズでは450~650本くらいのコイルが使われていて、これらのコイルは1つ1つ丁寧に袋に入れられています。

中にはコイルの数が1000本を超えるマットレスもあるらしいです。コイルの数は多いほど、体と接する点が多くなり体にフィットした寝心地を体感できるようになります。


メリット

 独立したバネで体を支えるため頭、背中、腰の加重がかかるところだけ沈み込み、体型や姿勢に合わせてフィットし、自然な姿勢で寝られます。

 バネが一つ一つ独立したものになっているため、振動が伝わり難いようなつくりになっています。

 一つのマットレスで夫婦や子供と一緒に寝る方は寝る時間が違って後からベッドに入っても先に寝ている人を起こし難いのはポケットコイルマットレスの良いところです。

 他に、振動が伝わり難いので隣で寝ている人が寝返りをしても気にならないので、寝返りが気になる方はこちらが良いと思います。

 ポケットコイルマットレスの中にはマットレスの上で暴れてもマットレスの上においたグラスが倒れないようなものもあります。


デメリット

 ポケットコイルマットレスはボンネルコイルマットレスと比べて床や畳のように平面の寝心地とは違うため、初めてベッドを使う方は違和感があると思います。体に合えば良いですが、値段もボンネイルコイルマットレスに比べて高いです。

 ポケットコイルマットレスはマットレスの中に袋に入れたコイルが沢山詰まっているためボンネルコイルマットレスに比べて湿気が抜けにくいです。

鉄筋コンクリートのマンション、特に完成したばかりの鉄筋コンクリートは完成後2~3年はコンクリートが湿気を放出するので部屋に湿気とりを置いておきましょう。

 ポケットコイルマットレスは体に合った形でコイルが沈み込むため夏場は多少暑く感じるかもしれません。そのため、通気性を高めたSOLP3のようなポケットコイルマットレスも最近は出来てきています。

 ポケットコイルマットレスは一つのコイルで重たい箇所を支えることがあるため、ずっと使い続けていると同じ場所のコイルが弱くなりそこだけ沈み込む場合があり、そうすると腰に負担がかかってしまって腰痛の原因になります。

そうならないためには、コイルが痛んだら買い替えるかマットレスを裏返して使ったりしてローテーションをする等のメンテナンスに気をつけましょう。


 ポケットコイルマットレスは元々ベッドメーカーのシモンズが商業化の開発をしました。シモンズのホームページによると、

▼シモンズによるポケットコイルマットレスの歴史▼
 1870年創業のアメリカのベッドメーカー・シモンズ社は、マットレスの品質こそが眠りの質を決定づけると考え、伝統的な手法と最先端技術を融合させながら、研究を重ねてきた。 
 その情熱が実を結び、1925年にシモンズ社のトップエンジニアであるジョン・フランクリン・ゲイル氏はワイヤーを巻いて袋状の布へ個別に素早く封入するマシーンを設計し、ポケットコイルマットレスの商業化に成功した。
 1964年にシモンズ社が日本市場に進出し、その後、シモンズ社はもとより、日本初のベッド製造会社の日本ベッド社、全米ホテルのベッドシェアNo.1のサータ社とライセンス契約を結んでいるドリームベッド社などにより日本人の体型・体質にあったポケットコイルの研究がなされ、スプリングマットレスでのポケットコイルマットレスのゆるぎない地位が確立されてきた。 
 現在でも、コイルの線径、太さ、長さなどを変えることにより、色んなタイプのポケットコイルのマットレスが開発され続けている。





ノンコイル系マットレス
 低反発マットレスや高反発マットレスなどのマットレスです。

 こちらのマットレスは基本的にはそんなに厚みのないものが多いですが、素材や種類がたくさんあるマットレスです。


メリット

 コイル系のマットレスと比べてノンコイル系はたたんだりできるような形を自由に変えられるものが多いため、部屋が狭い方や毎日布団をしまう方には便利だと思います。

 ポケットコイルは点で体を支えてくれるイメージですが、低反発マットレスは「包み込む」ような感じで支えてくれます。

 中に金属部品が入っていなければハサミで解体することができるので、処分も楽です。


デメリット

 低反発マットレスは、最初の間隔はとても柔らかくて気持ちが良いですが、寝るときはまた別です。体を沈みこんで包むため、体とマットレスの密着度が高く通気性も悪く汗をかきやすいという面もあります。

 体に密着しすぎるマットレスだと寝返りがうちづらく体の凝りが悪化する場合もあるそうで、最近は低反発より高反発を薦める人も多いです。

 コイル系のマットレスと違って痛み易いので買い替えサイクルが早くなります。



マットレスの選び方〜その2 マットレスの搬入経路の確認


 マットレスを選ぶ前にまず最初にしなければいけないことは、「搬入経路の確認」です。シングルならほとんど大丈夫だと思いますが、クイーンやもっと大きいサイズの場合は部屋に入らないこともあります。

 事前に搬入経路を確認しておかないとせっかく一生懸命ベッドとマットレスを勉強して、いろいろ探して選んで最後に部屋に入らなかった、、、なんてことになるので、最初にすることは搬入経路の確認です。


1、戸建て住宅の2階へ運ぶ場合
 戸建て住宅の2階へ運ぶ場合に一番注意しないといけないのが「階段」です。戸建て住宅の階段は幅が狭く、天井も低いので大きな物を運ぶのが大変です。

 ベッドのフレームはバラせる場合なら良いですが、シングル以上のサイズのマットレスの場合はばらすことが出来ないので、事前に階段の幅や高さを確認しておきましょう。

 ものすごく狭い部屋なら、今はシングルマットレスを2つに分割して、足をつけたタイプのものも売られています。


 階段から搬入できない場合も戸建て住宅なら2階の窓から搬入する方法もあります。その辺りはマットレスを買う店と相談してみてください。


2、マンションなど集合住宅の場合
 マンションなどの集合住宅でチェックしないといけないのが、「エレベーターのサイズ」です。一人暮らしが前提の古いマンションだとエレベーターが小さく、マットレスが入らない場合があります。

 そういう場合でも部屋に届けてくれないわけじゃないですが、別途料金がかかったりします。

 あとは階段です。

 マンションの階段は広いのでよっぽどは大丈夫だと思いますが、心配なら事前にサイズを測っておきましょう。

  

3、玄関のサイズ

 玄関のサイズも必要なら測っておきましょう。これもシングルサイズのマットレスなら大丈夫だと思いますが、シングル以上の物だと入らないことがあるかもしれないので注意が必要です。

 マットレスのサイズと比べてぎりぎり大丈夫だと思っても、マットレスは梱包されてくるので少し実際のサイズより大きくなります。余裕をもって検討しましょう。



4、廊下のサイズ
 マットレスをベッドルームに入れるには廊下を通らないといけません。しかし、廊下の幅と高さが足りないとせっかく家の中までマットレスを運べてもベッドールームにたどり着けないかもしれません。直角に曲がる廊下が多い場合は注意しましょう。

 マットレスの奥行きは高くても200cmくらいです。そのため、廊下の高さが200cmあればシングルならだいたい運べますが、クイーンやキングサイズの場合は幅が広くなるので廊下を曲がれなくなることがあります。注意してください。

 引越しが多い方は部屋をいちいち測ったり、ベッドが入るか気にしながら部屋選びするのは大変だと思うので、クイーンやキングサイズのマットレスを買うならシングルを2つくっつける方が運び易いのでオススメです。


圧縮ロールタイプの登場
 最近、圧縮ロールタイプというマットレスが登場しています。
 圧縮ロールタイプ、マットレスを作った工場でマットレスを真空圧縮して丸めて梱包します。

 我が家でマットレスを購入したときもこのタイプでしたが、マットレスがきっちり包まれているので衛生的だと思いました。
 さらに、家への搬入がとても楽ですし、ベッドの上に移動してから広げるだけなので、とても便利でした。

 搬入が心配な方はこういうタイプのマットレスを購入すると良いと思います。

マットレスの選び方〜その1 マットレス選びの前に


 人間は普段立っているときは重力のため体にかかる負担はすべて足に行くようになっています。しかし、寝ている時は体の主に3点、頭、胸、腰に重力がかかる状態になります。


マットレスは柔らかすぎても固すぎてもダメ!

 柔らかすぎるマットレスでは頭、胸、腰が沈みこんでしまい体が不自然な姿勢になってしまうため腰痛などのように体に支障をきたすことになる場合があります。

 しかし、マットレスが硬すぎた場合にも背中や腰が痛くなったり、寝返りがしづらかったり、マットレスに設置している体の部分がうっ血して寝返りが多くなったりします。

 ベッドは「ベッドフレーム」と「マットレス」の二つで構成されています。しかし、寝心地に直接関係してくるのはマットレスです。

 「腰が悪いのはマットレスが柔らかすぎるため」という話もありますが、必ずしもそうではないようで、科学的な根拠はないようです。


まずはマットレスについて知る

 自分にあったマットレスを使うのが一番なのですが、そのためにはマットレスについて知らなければいけません。

 家具屋でいきなりマットレスを選ぼうとすると、ふかふかな感触で一目惚れして買ってしまったりします。

 しかし、マットレスは安い買い物ではないですし、失敗しても返品を受け付けてくれないところも多く、送料がかかるし、最近は粗大ごみで簡単に捨てられなく、布の部分をハサミで切ってコイルと別々にしないと捨てられないようなところもあります。

 せっかく気に入ったベッドを買ってもマットレスが気に入らないと気分が台無しなばかりか、毎日体に合わないマットレスで寝るのは苦痛です。

 ここでしっかりマットレスについて勉強して、後悔しないマットレス選びをしてください。